実演鑑賞
満足度★★★★★
正しく鄭ワールド。冒頭のいじりから一歩「物語」叙述に入ると一気に引き込んだ。ブレヒトの「白墨の輪」を鄭義信流に噛み砕き、一々ツボを突く歌、心底を揺さぶる音楽と、秒単位で仕込んだ笑いで描く。アンサンブル俳優それぞれの持ち味で「笑わし」が成立していたのも良かった。俳優座劇場閉場を飾るに相応しい芝居魂溢るる舞台。
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2025/03/21 08:22
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