満足度★★★★
ラストシーンのために…
18:30開演で、21:50終演。…都心で働く人間には、とても向いていない上演スケジュールです。
プロンプター付きで、やはり素人的な演技が気になることもあることは否定できません。
人数を消化するためだけに挿入したんじゃないか・・・と疑うようなシーンも、正直あるといえばありました。
ただ、それでも、ラストシーンに到達すれば、そういった気分は雲散霧消してしまいます。まるで「必然」であったかのうように!これは、すごかった・・・そう言わざるを得ない舞台。そうなってしまいます。
これは、松井台本のおかげか?やはり、蜷川マジックなのか?それとも・・・あの年配者たちの魔力か?・・・いずれにしても、3千円出して、埼京線に乗っていくだけの価値は十分にありました。