実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/23 (土) 14:00
ベテラン劇団が扱う社会性のある芝居だが、愛に溢れてる。109分。
元舞台役者で今は祖父から譲られたパン屋をやっていたシングルマザーの季月は、店がうまくいかず「休んで」障がい者支援施設で働き始めるが、そこには電動車椅子に乗った元カレで劇団の主宰だった栗原がいた…、物語。障がい者の日常や働く人たちのあれこれ、障がい者の家族のエピソードを交え、栗原と季月の特徴を活かした出来事へと進む。どの場面も愛に溢れ、キビシイ題材を扱うシーンでも登場人物達が愛を持っているからこその争いだということが分かり、観終えてホッとする舞台だった。