実演鑑賞
鑑賞日2024/11/23 (土) 19:00
価格4,500円
実力ある役者さんが揃っているので安心して観ていられる。
失ったものを嘆いても仕方が無いのだ
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/23 (土) 14:00
ベテラン劇団が扱う社会性のある芝居だが、愛に溢れてる。109分。
元舞台役者で今は祖父から譲られたパン屋をやっていたシングルマザーの季月は、店がうまくいかず「休んで」障がい者支援施設で働き始めるが、そこには電動車椅子に乗った元カレで劇団の主宰だった栗原がいた…、物語。障がい者の日常や働く人たちのあれこれ、障がい者の家族のエピソードを交え、栗原と季月の特徴を活かした出来事へと進む。どの場面も愛に溢れ、キビシイ題材を扱うシーンでも登場人物達が愛を持っているからこその争いだということが分かり、観終えてホッとする舞台だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
この所は2回に一度程の頻度で観ているハンバーグだが、前作がこども食堂と養護施設を取り上げたように、社会問題の集約する場所を題材に取る姿勢が今作でも明快だ(相変わらずチラシでは題材は不明だが)。
敬意を表してここでも題材は伏せておくが、テーマの要諦を外さずにいながらポップで半ばファンタジック、そしてリアルの凝縮する瞬間がちりばめられる。私には「美味しい」場面が幾つもあった。
中心的な役を担う福寿奈央がよく、メンバーが増えたハンバーグ劇団員が舞台の柱を支え、客演たちのキャラは炸裂、温度の高い劇空間があった。公演が終わったらネタバレを気にせず色々と記したい。