実演鑑賞
満足度★★★★
身体表現を伴う劇ばかり観てきたため、最初は物足りなさを感じましたが、劇が進むに連れて、「あ、この内容は、この表現が最適かもしれないな」と思うようになってきました。そう思わせたのは、台本のかなり緻密な心理描写であり、また、語り手の優れた表現力ゆえのものだったと考えます。 自分や相手の心持ちを否定しながら、またそれを反転させて肯定しながら、自身でさえつかめない「自分」を壊し、再生していく「疲れる」作業の1時間半でした。(笑)見終わったあと、清々しい気持ちにさせたのは、見事だと言わざるを得ません。ありがとうございました。
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2024/11/23 17:04
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