歴女パーティー ~WAR・WAR・WAR~ 公演情報 劇団東京ドラマハウス「歴女パーティー ~WAR・WAR・WAR~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    実に良い加減のお話でした
    楽しめました!そりゃもう純粋に。
    草履だったり、雪駄だったり、裸足だったり。
    太刀や刀も、それなりに扱い方抑えて、衣装や小道具しっかりしてました。
    歴史に詳しくなくても、歴史と説明大好きな歴女さんが解説入れてくれて
    サービス精神旺盛な芝居で十二分に楽しめました。

    ネタバレBOX

    パーティーといいつつ、やった事はサバトのような降霊会(^_^)。
    出てくる出てくる武将達。(まぁ3人+αほどですが)
    せっかくの和歌「敦盛」なのだから、
    足袋は履いてて欲しかったかな、信長さん。
    各役者さん達も役柄に合った背格好でしたね。
    霊媒師の山田花子さん、インドっぽさが妙に似合っていました。
    上杉謙信女性説謳い上げて、山田さんの「呼びましょうか」で、
    登場してしまうトコロなどが楽しめました。
    本能寺の火薬の量や、塩留めの太刀など。
    いろいろエピソードも詰め込んで、戦国時代で締めると思いきや。
    戦を無くそうとした3武将に、今の世までの酷い戦争の話を伝えたり。
    (劇場入り口までの階段の踊り場に、
    謙信縁の八海山や原爆跡の市街地の写真などが
    掛けてある芸の細かさが気に入った)
    イラク派兵の兵士のFAXの朗読まで行ない。
    現、総理大臣の批判まで入れるとは、まさに!
    恐れ入りやの鬼子母神ですわ。
    少々科白のカミカミあったり。
    柳沢元教授の終わり間近のキレの悪い殺陣とか。
    いろいろ完成度等には、遠いものがありましたが。
    熱意と楽しさ、詰め込んでも崩れない脚本。
    ユニークな登場人物達にプラスして将来性に向けて。
    星1つオマケします。

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    2010/09/13 01:14

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