満足度★★★★★
まさに大人のための子守唄作家が、繊細な散文詩のように物語を紡ぎ、役者が、きちんと通った演技でそれを体現する。当たり前のようでいて、なかなか出会えない、希有な舞台。きっと、作家と役者たちの間に、羨ましいような信頼関係があるのだろう。観終わったあと「救い」が心に残る。これからも、いくつもの忘却を重ねていくであろう、この家族へのあたたかい眼差しが、お芝居であっても嬉しい。
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2010/09/09 00:22
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