作家の自虐ネタ?
相変わらず、名コメディエンヌ振りを思う存分発揮して下さる木村有里さんの存在感は見応えあるし、久しぶりに拝見した井上さんの自然な演技も、私の観た回では申し分なかったのですが、とにかく残念なのは、原作のお粗末な出来。15分で完結しそうなストーリーを、途中休憩挟み、2時間40分も観続けるのは、かなり、精神的にダメージでした。
だいたい、笑いのネタも、自分の大嫌いなタイプのものでしたし、心から心地良く笑える瞬間が一度もなかったことが、とても残念でなりませんでした。
セットは良かったけれど、意味不明の暗転も多く、原作のつまらなさに加味するような演出の手腕のなさも気になりました。
キャスト陣は、賢明に好演していただけに、この原作者の作家性のなさと、この作品を舞台に掛ける決断をされた方の企画力に疑問を感じざるを得ませんでした。
音楽の入り方も、プロの仕事のようには感じられず、老舗の劇団なのに、大変残念で、口惜しい劇後感で、いっぱいになりました。
2010/09/12 23:15
2010/09/10 01:47
2010/09/10 00:07
2010/09/08 02:11
2010/09/08 01:43
そうですね確かに 私もNLTのコメディ好きで観ていますが
正直最近は厳しい作品多いと感じています。
いつまでも木村さんではやっていけませんものね。
若手が育つのは難しいのでしょうか。
中心にたてるような若い人がいない劇団という感じはします。