満足度★★★★
興味深い演出東京演劇集団風の良いところは、劇団自ら主催するビエンナーレ国際演劇祭を通じて、海外の劇作家、演出家を発掘し、実際の上演により日本の観客に紹介してくれる点。これは、通常、公共劇場などが行っていることで、観る機会も限られてしまうのだが、KAZEは、レパートリー化しているため、何度でも継続的に観ることが可能である。今回の「瀕死の王さま」はイヨネスコ劇場の芸術監督・ペトル・ヴトカレウ演出で、かなり興味深い公演となった。
ネタバレBOX
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2010/09/05 20:42
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2010/09/05 21:32
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いま、自分のをアップしたら、きゃるさんのレビューがちょい早くアップされていました。でもって、早速読ませてもらったら、自分が受けた印象と共通性があったので、嬉しくなりました。
>なかなか死なない王さまの苦悶を延々描く2時間20分は確かに長く、あと20分は刈り込んでもよいかと思った。
ただ、一般の小劇場系劇団や商業演劇とは一線を画する、これが「風」らしい演劇なのだとも思い、私は楽しんで観ていた。
>柴崎の説得力ある演技、渋谷の愛くるしさに魅力を感じた。
同感です。
この感じ、全く同感です。たしかに、一般の小劇場系劇団や商業演劇とは一線を画する、これが「風」らしい演劇なのだと思えました。