満足度★★★
罪と罰とを乞う痛み犯した罪と背負う罰に目を瞑り、その狭間でゆれうごく、誰かのこころのなかに棲む闇を固唾をのんでずっと見守っているような一時だった。物語にはたくさんの詩といくつかの幻想で溢れていたけれど、誰のことばを信じていいのかよくわからない、とおもうことも多々あった。この話に出てくるひとたちの言動には全然共感できないけれど。もしもそれが誰かに認めてもらうための正しい選択であるのだとするならば、あながち否定できないかもしれない・・・。
ネタバレBOX
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2010/09/02 01:40
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