満足度★★★
アカルイセラピーショー。
いつか死する儚き人間はいかにして日々を生きるべきであろうか。
そんななかば実存的な命題を、具体的な例題と親しみやすいキャラクター、
歌にダンスを交え、わかりやすく解説したエンターテイメント・セラピー・ショー
であったのではないかとおもう。
何のために自分は生きているのかわからない・・・。そんな風に
思い悩んでしまうようなひとには、これからこの世で生きていく勇気を
もらえるかけがえのない作品になるかもしれない。
ただ、『自分の殻のなかに閉じこもっていては意味がない。』
『ひととひととはもっと繋がりあうべきだ。』
というようなメッセージが作品のベースになっているので、
今をよく生きているひとにはあまり向かないかもしれないが。