満足度★★★★
敢闘賞かなこじんまりした萬劇場で野田スペクタクルを、という心意気が伝わってきた。アシカツは主宰の添野豪が野田作品にこだわり、1作1作丁寧に作ってきたようだ。前回の公演から3年もたっているというが、作品への情熱の炎は燃え続けていたのだろう。有名劇場での野田の公演はチケットが取れず、見逃したものも多いので、こういう機会に観られるのは嬉しい。これからもアシカツの公演を観ていきたいと思う。作品の強さに、跳ね返されても跳ね返されても向かっていくようなひたむきさ・・・100点満点とはいえないけれど、敢闘賞を差し上げたい。
ネタバレBOX
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2010/08/29 00:48
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