満足度★★
演劇というよりリーディング
口コミで広がってるのか空席が目立つ。物語の内容はシリアス。笑える箇所はただの一つもない。だから中屋敷のファンが考える賑やかさやハイテンションや突き抜けるコメディっぶりは全くない。中屋敷が「本来の中高生は笑うのが不得意だから、こういう笑わない無表情の芝居こそが中高生の姿だ。自分の中高生の頃も笑っていなかった。」と主張していたが、ワタクシの中高生は実に良く笑っていた。箸が落ちても笑っていたのだ。
更に練習時間22時間という最速短での本番だから、台本を読みながらのあまり動きのないキャストらのセリフは教科書を読んでるかのように単調で演技も褒められたものじゃあない。なかには滑舌は悪いは、聞き取れないはで、まあ、やっぱり22時間の舞台。
観客の中には「中高生だから仕方がない。」なんて寛大な客も居たが、料金を取る以上、そんな甘えは許されない。学校で上演する無料の学芸会とは違うのだ。先日観た「TOKYOハンバーグ」の舞台で小学5年生が長台詞を完璧にマスターしていたさまと比較すると完全に演劇を舐めてると感じたダミー演劇。
2010/08/29 11:16
2010/08/28 22:44
あなた、中屋敷ファンだったの?
ワタクシは特に中屋敷のファンではありませんが、あなたの毒舌一行感想文のファンではあります。
当日、中屋敷のアフタートークで「今回の公演は今までの柿の公演のように賑やかさやハイテンションさはないのでがっかりして帰った客がいた。」と本人がおっしゃってたのよ。ですから、そのまま引用しました。
それより、今回のコメントは随分、長く書いてくれましたね。やれば出来るじゃないの!笑