満足度★★★★
ほっこりとした気持ちになる
日韓国際結婚の障壁を描くのかと思いきや、肉親や仲間の想う気持ちは国が違えど変わらず、な優しさあふれる内容にほっこりとした気持ちになる。
また、人と人のつながりを表す大きな装置が上方にある以外はほとんど素とも言える舞台で、空港や列車内、走っているクルマの中などを音響・照明によって表現しながら関係者が各地から集まる過程を見せる前半と、祝宴での様子を見せる後半という構成も良く、登場人物たちには「見えない存在」でありながらストーリーに「干渉」する丈の短い浴衣姿の2人の「女」(座敷ぼっこ風?)の存在と使い方も面白い。
さらに終演後のバックステージツアーでの装置、音響、照明の秘話も興味深く、満足度高し。