実演鑑賞
満足度★★★
「珍品二題」 各部珍しい狂言立で印象深かった。 3月10日に観た第三部「髑髏尼」は大正6(1917)年に市村座で六代目梅幸、六代目菊五郎が初演した吉井勇の新歌舞伎。戦後では昭和37(1962)年に歌舞伎座で六代目歌右衛門、十七代目勘三郎で武智鉄二の補綴により上演されて以来じつに61年ぶりの上演である。今回主演の髑髏尼を演じ今井豊茂とともに演出も兼ねた玉三郎がパンフレットに寄せた言葉によれば、前回上演よりもより原作に近い形での上演を目論んだという。
ネタバレBOX
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2024/04/03 20:28
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