実演鑑賞
満足度★
2022年に観劇した別団体サンの作品が非常に素晴らしく、その関係者サンが所属する劇団ということで初回のステージを観に行きました。
コメディーと銘打っていたのにクスリともしなかった。その上演技も荒削りで、セリフすら覚えていない。(カーテンコールで演出家?の方が「短い準備期間で…」と言い訳をされていたが恐らくほとんど稽古をされていないのではないか?)
苦し紛れのアドリブが飛び交う舞台でした。
皆さんお若いので演技が未熟なのはまだいいにしても、全編を通して控室からの喋り声が丸聞こえで、それが現場での相談の類ならまだしも、「今のシーンよかったね〜」や「やらかしちゃった〜」という言葉が笑い声と一緒に聞こえてきて非常に不快だった。
団体内でこれを注意する人はいなかったのか?と不思議だった。
アフタートークも終始グダグダで、役者サンたちが「お気に入りのシーン」として、こちらからは何が面白いかわからない場面を「笑いを堪えるのに必死で〜」と喋っており、稽古場での内輪のノリを舞台に持ち込んだのだと合点がいった。
この規模とクオリティに対して三千円という料金は相場としてはかなり高く感じた。物販として戯曲も売っていたが、これも私としては高すぎるように感じ、そのためか買ってる人は見かけなかった。原作付きの演目ということで、もしかしたら原作者のマージンがかなり高いのかもしれない。
客出し時に周りを見ると結構な割合が出演者サンのお友達のようだったので、もともと身内に向けた発表会で、私のような演劇ウォッチャーははなからお呼びでないということなのだろう。
今までコリッチは会員登録観てきた!を書いたことはないのだが、今回はどうしてもと思い、不躾に失礼いたしました。
2024/02/25 00:10
ご不快な思いをさせてしまったこと、申し訳ありません。予想外のトラブルに見舞われた回でもあり、出演者の戸惑いもあったかと思います。このように書き込んでいただきとてもありがたく存じます。今後の企画に必ず活かさせて頂きます。
また「短い準備期間で」というのは、キャスティングが難航し公演の約一カ月前にギャラの確定なく役柄変更や出演をお願いし承諾頂いた方が複数名いることへの感謝の気持ちの言葉です。こちらは誤解なく伝わってほしかったため記載させて頂きました。
今回の出演者やスタッフも全員駆け出しの方達ですので、これからファンを作っていく段階です。身内や友達が来てくれる延長で、気になって観劇してくれた方にもファンになったいただけるように、これからも沢山活動していく所存です。応援して頂けると大変嬉しいです。