ぼっちりばぁの世界 公演情報 劇団青年座「ぼっちりばぁの世界」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    冒頭の、キャンプ場の受付の杓子定規すぎてシュールなオーナー(綱島郷太郎)の受け答えから笑える。面白い方言だなあと聞いていると、これが高知の幡多弁らしい。若手の角田萌果が演じる、引きこもり系女子の、殻に閉じこもったくら―い感じがとってもよかった。若いよそ者のアドバイザーの男(伊東潤)の天然系いい男ぶりはトクなキャラ。彼の「ショートコントのつもりでやれば? おれもそう。ショートコント社会人と思って、もう5年やってる」という、明るく社会人を演じていくという発想が根底にあって、明るい舞台にしている。髪をまだらに赤く染めた、破天荒に明るい女性も、尾島春香の髪までキャラに合わせた役作りが光る。尾身美詞が、角田の対極にある、やる気で引っ張るキャラを好演していた。

    ネタバレBOX

    「ルールを教えてよ。年休とった翌日は、みんなにお菓子を配んなきゃいけないなんて。それもポッキーひと箱ずつ配ったら、やりすぎって言われて…」「全部紙に書いてよ」「そんなの学校で教えてくれないじゃん」というのは、アスペっぽい言い分。なるほど、そういうこともあるよなあ、と思った。

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    2024/02/22 00:58

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