満足度★
私的には、蜷川芝居過去最悪作品
以前、私の酷評の書き方が過激過ぎて、感動された方を御不快にするのでは、と、御意見頂いたことがありますので、先に「、ごめんなさい」とお詫び致しますが、これは、あくまでも、私の感じ方で、この芝居に感銘を受けた方に、異を唱えるつもりは全くございませんので、御理解頂ければ、幸いです。
もう、何と言うか、まるで、演出家の独りよがりな贅沢三昧の余興に、3時間弱、延々とお付き合いさせられたような気分でした。
とてもとても、ひたすら残念でなりません。
キャストと言い、制作費と言い、あまりにも無駄遣いに過ぎる気がします。
肝心の「ファースト」のお話は、ほとんど何も胸に響かないままでした。
客席を過度に使い過ぎなのにも、疑問を感じました。
あれでは、1階席のお客さんは、舞台に入り込めないのではないでしょうか?
何だか、アイデアだけが先行し、内実が伴わない舞台で、かなり落胆しつつ岐路につき、もう蜷川さんの芝居は観なくてもいいかなと思い始めています。
2010/07/22 11:53
2010/07/22 01:40
2010/07/21 11:31
2010/07/21 10:32
2010/07/19 01:54
2010/07/18 14:13
2010/07/18 10:21
>いえいえ、まさか、私も、蜷川さんを老害とまでは、思いませんよ。(笑)
いやいや、ちょっと私の言葉の使い方がまずかったかも(笑)。すみません。「老害」というのはあくまで世間一般的に大御所に向けられる毀誉褒貶の一部で、たとえば、長嶋茂雄、丹下健三、岡本太郎といった方々にも言われたことで、もちろんそう言われたからってその才能や業績は崩れるものではありませんが。ある年齢を超えた第一人者への陰口としてついて回るようです。もちろんKAEさんがそう思ってるという意味で使ったのではありません(笑)。ご容赦を。
そう、さいたまゴールドシアターでは、役者さん一人一人と向き合って初心に帰れたというように取材者に語っておられたし、最初に盟友だった清水邦夫さんの作品をテキストに使ったりして、それから「また、清水の作品をやりたい」と再演されたりしましたものね。
清水さんの作品も、以前、多摩美の学生さんが90年ごろの新作を上演したのを観たら、すごく若々しくて新しい感じで驚きましたが。こまばアゴラでやっていそうな作品でした。