g 舞台を縦横無尽に使い切り、本職の落語家さんによるプロの技の博覧会。笑うというよりも、むしろ感心して興味深く観てしまいました。間違いなく名刺代わりになるんじゃないかなぁというような。今後も色んなところへ持っていけろような。
a すっかりお帰りなさいの気持ちになってしまう犬養さん。めっちゃ楽しく笑かしてくれてからの、人生の悲喜交々に哀愁を滲ませる落差にすっかり引き込まれる。哲学的な思考も置いてあって、30分間のバランスが見事。
c こてこてにエンタメ色全開でのとある女の子の半生。一本道を爆走、ルールに沿った台詞縛り。元気いっぱいでキラキラしてて良かったのだけど、いささか単調に感じてしまって。あともうひとつなんか求めてしまいました。
e おや?じろまつさんにしてはこのまま終わるのかな〜?と思わせといて!くそ〜そんなわきゃあなかったなぁ!?そんなんぶっ込んでくるとは思わなかったよ!?カシコなとこをこれでもかと叩きつけられて完全にノックアウトくらいました。 イケメン亀山さんに舞台上であんな姿させて許されるのもじろまつさんくらいなものだわ。けっこーな曲数とかさ、衣装の数だとかさ、絶対小ネタてんこ盛りなんだよ。恒例のネタバレブログ楽しみにしてるわ。腹立つくらいにブラボーでした!
d こちらももはやお帰りなさいなおぐらさん。ホームペアではないので観慣れないテイスト。全く唯一ではないにしろ人格形成には幼少期の育ての親との関係が多分に関係し人生を支配する。それが幸となるか不幸となるかは己次第。おぐらさんが演じるニンゲンにはいつも質感がある。彼に幸あれ。