NOa「の」八コぶ.ね. 公演情報 中央大学第二演劇研究会「NOa「の」八コぶ.ね.」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     若い感性が真摯に世界と向き合い格闘している現場を見る。そんな舞台でありその観察力と実践に拠って得た解は正鵠を射ている。ベシミル! 尺は73分。

    ネタバレBOX


     板上には八艘目の八コぶ.ね.の甲板と思われる舞台美術。出捌けは下手・上手各々の側壁奥と観客席側(手前)の都合4か所。序盤から中盤迄はごろ合わせの台詞が殊に多く、ごろ合わせが表すそれぞれの単語を考えながら観るのも楽しい。無論各登場人物たちの名も大きな意味を持つ。後半生きることの意味や、生き方そのものに対する実に真摯な問い掛けが為されるが、内容は鋭く正鵠を射ており現在日本で権力を握る輩に突きつけてやりたい本質を若者らしく純度の高い表現で提示している点は流石に中大二劇である。
     聖書に登場するノアやノアの箱舟も当然下敷きにしているが、その末裔の恋バナなども絡めこちらも純度の高い愛を描いて秀逸。更に八コぶ.ね.の船長たる乃愛をサポートする繋や元神の白鳥、ノアの末裔、南朝、北朝の末裔らが絡みつつ大災害を経て辿り着く事象の根幹での対話と帰結も見事。

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    2024/01/08 12:41

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  • 皆さま
    ハンダラです、昨日はお世話になりました。レビューアップしましたので
    ご笑覧ください。

    2024/01/08 12:43

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