実演鑑賞
満足度★★★
魚之有水
世界観は後漢の末期って感じなんだろうか?
あまりこのあたりの時代背景や時代設定がよくわかってなく、詳しくもなかったりするんですよね
とは言え好きな人は大好きな三国志の世界って感じてまはあるんですよね…たぶんw
そしてこのお話はさらに三国志って言われる状況が作られようとする世界って感じですかね
どこまでが正当なその世界観なのかは正直なところわかってないんですが、ある意味でなるほどってなったかもしれない
なぜ三国でなければいけなかったのかって感じやったりはするんですよね
なかなかに難しいようで、それでいてわかりやすい世界観
それほど接名ゼリフが多かったりするわけでもないんですが、なんとなく置かれた状況なんかが理解できるのは上手いなって感じ
そしてこの世界が好きなんやろうな作ってる人がって感じではあったりするんですよね
だからこそ伝わる
これは知ってる人、好きな人ならさらにハマる世界観を作り出してるのかもしれないなって印象
やはり知らないから難しいって部分もあったりはするんですよね
有名どころは知ってても、それ以外になると初めましてって感じになるのは事実やったりする
でも楽しめないわけでは無いですが
ランタイムは1時間+10分休憩+50分の2時間って感じですかね
前説、始まり方、休憩あけ、そして客入れの時間もかなりこの劇団の独特な、個性的な雰囲気ではあったりする
このあたりも悪く無いなって印象ではあったりする
不思議な魅力のある舞台やなって印象ではあるわんですよね
龍臥江淮
ふたつの物語は同じ時期の並行した時間で作り上げられた作品
だから展開の中でたまにシーンがクロスする感じ
ある意味では裏側を、ある意味ではその事実に隠されたものを見る感覚
実はこのシーンにはこんなエピソードがあったからこそ、こんな反応やったんや、みたいな感じを見られる
片方だけ見てても物足りなさやわかりにくさがあるわけでなく、さらに深みを増す感覚なのかもしれない
無理して両方を見る必要はないかもしれないが、両方を見るとさらにって感じかな
そう書くと普通にありそうなんだが、その辺りの見せ方は上手い感覚
単純にエピソード自体を書きすぎても、書かなすぎてもこれは成立しない気がする
そのあたりをいいバランスで描き出してる気がする作品
基本的には中心に描き出す人物が違うんです
どちらを中心にするかで変わる見え方
戦乱の世の中なので当然のごとく戦いは起きるんですが、ほぼ戦うシーンがなかったりするのも珍しいのかもしれない
殺陣なんてほぼないんですよね
でもその分テンポが良くてストーリーがサクサク進んでいく感覚
派手さは無いもののこれが良かったりする
このあたりは個人差があるかも
そしてこの作品を見るともっと深く三国志って世界を知りたくなるかもしれない
ある意味ではそう思わせたのはこの作品の良さやったのかもしれない
ランタイム1時間+10分休憩+1時間の2時間10分って感じですかね
こちらの作品の方が微妙にですがちょっとだけ長いのかもしれないです