実演鑑賞
満足度★★★
召集令状を届ける人《役所の兵事係》を中心に描かれた
戦時銃後の人々の群像的な物語
淡々と進む中で異彩を放つエピソードを観てもだけど
人間を単位として雑に扱うんじゃないよぉ
色々あんだよコラァと言う憤りを感じる
川面の感じや蝉時雨が好きだなぁ
鮎、魚の隠喩なんかも面白いですね
敗北した戦争、戦争と言う戦いに強制的に動員される部分への悲哀もさることながら
そうやって動員した兵隊が稚拙な軍、政府のやり方で
無駄にすり潰されて消えていった事実を思うと劇がより暗澹とするですね
アフタートークも面白かった
『言いたいことが言いたいだけなら、講演会をやればいい』
と言うのは痛快と言うかなんと言うか 笑