実演鑑賞
満足度★★★★
10日にBチーム、13日にAチームを観劇。
ブラックでシニカル、不穏ですらある状況から一転、痛快アクション(?)になり粋に締める。
ダブルキャストや複数バージョンの公演は先に上演される方が基礎編で後から上演されるのは応用編(のことが多い)というのが持論だが、本作も私見ながらAチームはオーソドックス、Bチームはデフォルメ版な印象。
もちろん役によってはAの方がデフォルメタイプだったりもするが、ファーストシーンから登場してそれ以降も物語の軸となるミドーを演ずる依乃王里・矢吹ジャンプお二方の演技のタイプの違いによるものが大きいと思う。
そしてそれはどちらが良いとかそういうことではなく、芝居における配役/役者の演技や演出の面白さを改めて提示した公演として大きな意義があったのではないか。ブラヴォー!