ファウストの悲劇 公演情報 Bunkamura「ファウストの悲劇」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    蜷川演出,アイディアに驚き。歌舞伎一座による「ファウスト」の上演。
    蜷川さんは毎回驚かせてくれます。
    会場に入ると、いつか見た赤い提灯が並び、幕も歌舞伎の配色の縦じまのもの。
    そして、木場さんの口上に拍子木。
    幕が開くと、2階建てのハーフミラーの舞台裏、
    そこには和服姿で化粧している役者たちなどが透けて見える。
    もっと後ではステージの床下すら見える。

    そう。
    今回は、歌舞伎一座による「ファウスト」の上演という設定。
    それだけでも面白い。
    音楽も和風で歌舞伎で、舞台上の騎士も見得を切る。
    舞台装置も特別。
    悪魔と天使はワイヤーで宙を飛び交い(勝村さんもマメさんも…)、花火と炎も立ちあがる。

    そして豪華な役者さんたち。
    野村さんの強いセリフはさすが。
    他には特に、ひょうきんな騎士の長塚さんの演技が面白い。
    意外な出演は大林素子さん。
    (実はバレーボールの前は役者志望だったそうで)
    最初「ふしだら」役ではわからなくて、休憩でパンフを見てやっとわかった。

    話は、学者「ファウスト」が悪魔に魂を売り、あれよあれよという間に結末に至った感じでした。

    0

    2010/07/12 01:22

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大