満足度★★
どうにも退屈でした
亡父の遺言のような、「いづれ観ろよ」の言葉に押され、観に行きましたが、残念ながら、退屈で、特に、2幕は眠くなってしまいました。
やりようによっては、問題作になり得る脚本であることは間違いないし、きちんと、この人間ドラマを演じきれる役者を集めていたら、もっと深い芝居になっただろうと思うのですが、何しろ、9人のキャスト中、まともに役を生きているのはお1人だけで、後は、そこそこ、それらしく演じられる方が数人のみで、特に主要メンバーの役者力があまりにんも足りないために、2時間半、舞台に客席の気持ちを集中させるだけの会話劇のレベルには到底到達できずにいました。
初演の頃の舞台をご覧になった方に、比較しての御意見を是非伺ってみたいものです。