真夜中のパーティー 公演情報 真夜中のパーティー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    レトロ感が全体を包んでいましたね
    うーん、なかなか当時としては衝撃だったんだろうけど・・。
    21世紀に入って観てみると、さほどインパクトは無いかなぁって思いました。
    古い時代の話なんですよーみたいな演出が入ったら、
    また別に感じたかもしれませんが、そういう強調はありませんでしたね。

    ネタバレBOX

    休憩明けで、きちんと同じ場面で続いたのは面白かったです。
    ラストの閉め方にしても。
    「大山鳴動、牛一頭」位のような感じを受けました。
    当時の世相を取り入れて、世間に受け入れられない感じ出したりとか、
    現代に置き換えるのならば、ケータイの電波も入りにくいような
    保守的な町での隠れ家的パーティーの話しにしたほうが。
    共感は強くなった気がします。
  • 満足度★★

    ふ〜ん
    12年ほど前に、別キャストで拝見しているのですが・・・

    ネタバレBOX

    こんなに面白くなかったっけ?と、驚きました。

    キャストに不満が残りましたね。素晴らしい方もいるのですが、ちゃんとできる方で揃えてほしかったな。残念です。
  • 満足度★★★★

    真夜中のパーティー
    42年前の作品という事で、題材が古めだと感じましたが
    まるで洋画を見ているような感覚にさせられた舞台でした。
    当時の題材としては斬新だったのかな、と
    思わせる様な言葉のやりとりが面白かったです。

    役同士の言葉のやりとりを理解するのが難しかったですが、
    それがお互いの不安定さや真意などを表してるのが
    とても興味深かったです。

    お互いにテンポが噛み合ない様な気持ち悪さが残ったのも
    おもしろかったです。
    セリフのテンポや聞き辛さなど色々至らない部分は
    気になりましたが、 若手の役者さんが熱演していたので
    私は見て良かったと思いました。

  • 満足度★★

    どうにも退屈でした
    亡父の遺言のような、「いづれ観ろよ」の言葉に押され、観に行きましたが、残念ながら、退屈で、特に、2幕は眠くなってしまいました。

    やりようによっては、問題作になり得る脚本であることは間違いないし、きちんと、この人間ドラマを演じきれる役者を集めていたら、もっと深い芝居になっただろうと思うのですが、何しろ、9人のキャスト中、まともに役を生きているのはお1人だけで、後は、そこそこ、それらしく演じられる方が数人のみで、特に主要メンバーの役者力があまりにんも足りないために、2時間半、舞台に客席の気持ちを集中させるだけの会話劇のレベルには到底到達できずにいました。

    初演の頃の舞台をご覧になった方に、比較しての御意見を是非伺ってみたいものです。

    ネタバレBOX

    ずいぶん昔から注目している内田滋さん、益々素敵な役者さん振り、嬉しく思いました。
    主人が、以前仕事上かなり力を入れて応援していた徳山さんが、魅力的な役者さんに成長され、個人的にも嬉しい発見でした。
    右近さんが、笑いを取って下さって、退屈な空気に風穴を開けて下さって、助かりました。

    1幕の前半は、ほぼマイケルとドナルドの2人芝居なのですが、お2人の表現力に差があり過ぎて、芝居が咬み合わないまま、延々と続くので、物語の世界に気持ちが入って行けず、イライラが募りました。

    役者以前に、演出が、この作品の本質に到達し得ていないのではと感じられてなりませんでした。
  • 満足度★★★

    難しいテーマ
    それをなんとか笑いを含めることで・・・という感じ。役者によっては部分的にセリフが聞きづらい箇所あり。

  • 満足度★★★★

    重い^^;
    40年前はかなりの衝撃作だったんだろうな。ゲイというマイノリティだけでなく,宗教観念や心の病(不安神経症)などにも話は及んでおり,真検に考えると重い内容となってしまいます。現代においてもこれらの問題は普遍の問題なんでしょうが,僕たちには宗教観念なんて関係ないから,その分ゆとりを持って観ることができた気がしますが,その分,終わり方には距離ができてしまいました。ただ,観る価値のあった舞台とは思っています。

  • 満足度★★★★

    不安症
    ゲイの話というより、不安な気持ちを持つ人間共通の話でした。

    ネタバレBOX

    1968年アメリカ初演。登場人物は主人公マイケル、そのゲイ友6人、お持ち帰り用(プレゼント用)男娼1人、突然訪ねて来たマイケルの学生時代の友人アラン。

    冒頭髪の乱れを気にし、セーターを次々に着替えるマイケル、金持ちの気まぐれかと思われた行動は実は不安症の現れで、他人からどう見られるかを気にしていたんですね。

    カップルも疑心暗鬼に陥っていたり、外出恐怖症的なハロルドがいたり。

    好きな、好きだった人に電話して告白するというマイケル発案の残酷なゲイのゲーム…、アランは別れて来た妻へ再度の愛の告白をし、悩みはゲイもノンケも同じ。

    神への肯定も否定も、ハロルドの宗教観にことごとく反発するマイケルが、パーティの後ミサに出掛けるという行為、ゲイとキリスト教の和解はこの42年の間に進展したのでしょうか。そういったニュアンスは私には分かりません。

    真夜中のカーボーイ姿の男娼、同映画は1969年制作のようです。初演時もカウボーイの格好していたんでしょうか?!

    カムバックシェーンはいかにも古い感じでした。無理に使わなくても。

    疑心暗鬼のカップルがゲームで少し理解し合い、上半身裸になってシャワールームに消えていくシーンは、ちょっと生々しく気色悪くなりました。
  • 満足度★★★

    観ました。
    ゲイの疎外感・孤独感を描いた、重みのある作品でした。前半はところどころに笑いがあり、だんだんシリアスになって行く演出は、奇を衒わない分かりやすいものだったと思います。
    主役のマイケルを演じた阿部力さんの台詞が聞き取りにくい箇所が多くて残念。村杉蝉之助が演じたアンソニーのキャラ作りが独特で良かったです。

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