ブスとたんこぶ 公演情報 cineman「ブスとたんこぶ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    最後に救いがあった
    母親と子供って、難しい関係。
    お互いに不満を持ったり、ののしりあったり、でも最後に前を向いて歩いて行ける、希望があってよかった。

    ネタバレBOX

    ブス(娘)とたんこぶ(母親)の話。
    母親は娘の事を『あんたはブスだ』と言い、娘は母親の事を『あいつは私の眼の上のたんこぶだ』と言う。
    母親の破天荒な性格と、浴びせかけられる言葉によって娘はどもってしまい、目を見て話す事すらできず、筆談でしか会話ができなくなってしまう。
    始めはこのままどこに着地するのか、救いはあるのかとドキドキしましたが、最後はよかった。
    母親は口は悪いが、娘を大切に思う気持ちは本当で、ただ言葉が悪かったり、勢いで言ってしまう言葉が多かっただけ。
    近いからこそ言ってしまう言葉。
    近いから態度も隠せない。
    少しの思いやりと、話をしようとする姿勢で関係は良好になる。
    自分の母に思いを馳せました。

    母親の基子の前向きな性格と『すごくいいわよぉ』の口癖が好きでした。
    娘の喜子役の戸塚なをみさん、芝居では凄く地味に見えたのに、パンフレットを拝見したらとても可愛らしい。
    照明も雰囲気がよく、演出にも合っていました。
    派手さはないけれど、いい芝居でした。

    2

    2010/06/30 18:17

    0

    0

  • シネマン 鈴木穣 様

    素敵なお芝居をありがとうございました。
    個人的に色々と思うところもありましたが、観てよかったと思わせる内容でした。

    追記になりますが、喜子の名付けの理由が素敵です。
    日本人って、名前に意味を込めるのが好きなのですよね。
    何も持たずに生まれてきた子供に、一番最初に存在意義を与えるのは名前なのかなと思います。
    一生、変わる事がない名前です。
    素敵なエピソードだと思いました。

    2010/07/01 16:38

    ご来場ありがとうございました。

    また、
    アンケートもありがとうございました。

    近しい関係ならではの
    辛辣な云い方ややり取り…
    まさに今回描こうとしたことです。

    伝わりましたとしたら
    幸いです。

    今後とも
    どうぞ宜しくお願いします。

    2010/06/30 21:40

このページのQRコードです。

拡大