実演鑑賞
満足度★★
世界の終わりが近づいている。原因は分からない。人々の日常はいつもと同じようだが淡々と破局に向けて進んで行く。+いくつかの愛の形。
そんな風な雰囲気だけのお話である。何が起きているのかも分からない、思わせぶりな「日本村4番駅」の意味は何なのといったことは最後まで回収されない。一部は小出しにされるのだが自分で考えろということらしい。作者の勝手な考えを観客に想像しろとはなんと傲慢な。作者って土田英生さんだけどMONOのものは良いんだけどね。それを期待したら外れたってこと。
イケメン俳優さんを起用して若い女の子を呼ぼうという舞台のように感じた。…などと書くと何を今更と言われそう。いやまあその通り。
追記:しかしいくら何でも観客に知らされる情報が少なすぎる。これは観客にも「何が起きているのか分からない不安」を体験してもらおうということなのだ(分からない範囲は異なるが)。そこから先はお話を想像して感動するのも自由、作者の手抜きだと文句を言うのも自由ということだろう。私の場合は自分の中に無いものを求めて演劇に通っているのでこの舞台は完全な外れということになる。
2024/02/06 17:58
2024/02/06 16:50
2024/02/06 12:34
2024/02/05 22:43
2024/02/05 21:58
ありがとうございます。