満足度★★★★
役者の演技に引きつけられる。笑うシーンのほとんどないストレートプレイ。4人の達者な役者の演技力で見せる芝居。だが、脚本も演出もひとつのお手本になるような見事さだ。例えば、色使いがモノクロからカラーに移り、動きの少ない芝居から踊り狂うシーンに移り、平穏なシーンから次第に衝撃的シーンに移っていくという構成、その静から動に移る変化が自然で吸い込まれる。そしてそれにあわせてまるで謎解きドラマのように、前半散りばめられた様々な謎が後半解き明かされていく。前半は少し辛いが、後半どんどん面白くなっていき、最後には引き込まれてしまった。
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2010/06/12 00:42
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