実演鑑賞
満足度★★★★★
個人的には「ローマの休日と東京の仕事」から2年ぶり、2回目のリプレセンさんの公演
リプレセン2度目の観劇にして確信したのは、美術のこだわりと映画愛がめっちゃ深い劇団さん
開演前、小劇場には珍しく緞帳が
一体どんなセットが用意されているのか楽しみに待っていましたが、ジャ~ン!現れたのは期待通り、凄く丁寧に作り込まれたセット、役者さん達の演技も冴え渡って響いてきます
映画ネタがふんだんに盛り込まれ、それらがみな超有名作品ばかりゆえ一つたりとも取りこぼしは無かったと思う、これは楽しい!
加えてこれまで流行ってきた言葉を取り入れるのが妙に上手
前回は“草”の使い方にウケたものだけれど、今回はそれ以上、ふんだんにその手腕が発揮されていて大いに笑わせて頂きました
笑いだけでなく苦味も含んだ面白さ、こだわりがギュッと詰まった1時間5分
自己肯定感が著しく低い主人公”山田佳菜子”
例えが古くて恥ずかしいけれど歌謡曲「わたし心はお喋りだわ♪」のフレーズが思い浮かびました
そんな彼女の内面世界にどっぷり浸ってきた感じ、すっかり取り込まれました