眠れぬ夜の1×8レクイエム 公演情報 水木英昭プロデュース「眠れぬ夜の1×8レクイエム」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    躍動的で楽しい舞台
    終盤のチャンバラはお見事。美しい一枚の画になるほど芸術的だった。更に同じ終盤で魅せる越川一馬(青柳塁斗)の演技も素晴らしい。タダのアイドルじゃあない!
    惜しむらくは、小松彩夏演じるももちゃんのキャラクターがウザイ。とにかくウザイ。このキャラは失敗だったかも?
    それでも全体的には躍動的に魅せてくれたお芝居だった。

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX


    犯罪多発地域のパトロール、及び捜査、摘発の為に秘密裏に組織されたこの部隊・特殊巡回機動隊(ネイキッドポリス)は、犯罪歴があってもその能力が認められた者や、隊員の強い推挙をうけた者は特別採用するという特別な隊だった。ここに一人の青年・越川一馬(青柳塁斗)が配属される。スキルの向上、チームワークの強化を目的とし、開始される事となった極秘訓練。

    人里離れた廃校に閉じ込められ、司令に基づき模擬犯罪に立ち向かうのだが、この密閉された空間で、何故か隊員が一人づつ消えていってしまう。訓練というには、余りにも危機迫る展開に正気を失う隊員。実弾入りの銃を発砲するもの。逃げる事しか出来ない越川。集団になればおのずと派閥が出来上がり闘争する両者。この壮絶なバトルの中、浮き彫りにされた真実は、警官の汚職、薬物中毒警官、そして多重人格障害だった越川一馬。

    これらが入り乱れ物語はクライマックスに突入していくなか、ももちゃんのキャラクターだけが浮きまくってしまっていた。他のキャラクターは日本刀での格闘シーンや多重人格障害の越川一馬らの白熱した演技が見事だったのにだ。中でも越川一馬の多重人格が表に出たときの演技は何ともいえない壮絶な場面だった。惚れ惚れするほど・・。

    たぶん、ももちゃんキャラがなかったら間違いなく星5つの作品。惜しい。



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    2010/06/10 13:36

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