わたしたちの白梅事変 公演情報 黒ヰ乙姫団「わたしたちの白梅事変」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    いつもとは、趣向を変えまして...
    のとおり、いつもとは違う。けれど、いつもの方が好きだった。

    挿入話「越後のふしぎ 白梅観音のおはなし」は個人的に好みだった。

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX


    三名の被験者たちは無作為抽出によって選ばれ、「忘却剤」なる物騒なものを服用させられ記憶を無くしてしまう。記憶を無くした3人は時には仲良く時には叱咤罵声しながらも、オブザーバーの指示通りに実験なるものをこなしていくが、最終的に記憶を取り戻してしまう。

    その記憶とは加害者の家族と被害者の家族だったことだ。こんな絶望的な思いをするなら、いっそ、記憶喪失のままのほうが幸せだ。という結論に至る。

    プリティこと江実なつこが吉祥が語る挿入話に聞き入ってる表情がなんとも可笑しい。「ぷッ!!」なんつって本気で笑ってるさまを見て、なんだかツボにハマって、笑いがこみ上げてきて困った。ワタクシの笑いの殆どは江実の表情にあった。

    公演そのものはちょっと地味。キャストが殆ど椅子に座ってる状態なのだ。こういった場合、余程、物語に練りこみがないと、観客の気持ちが離れてしまうのだと思う。

    次回はいつもの舞台を観たいなぁ。。

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    2010/06/06 17:38

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