エビパラビモパラート 公演情報 インパラプレパラート「エビパラビモパラート」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    音楽と共に死んで、生き続ける奴らの話
    「音楽」というものを心底愛し続けた経験がある人はその思いが深いほど
    また、音楽でなくても何か、何でもいい、自分がわき目も振らずただ
    一直線に突き進んだモノがあるといえる人は、

    この劇を見るべきだと思う。 必ず、その場で、その場でなくても
    帰り道にふと色々な場面を思い返して涙が出そうになるはずです。

    とにかく、何も誇るものの無かった連中が「音楽」に出会って、英雄になって
    まっすぐに突き進んでいく。 その熱くて純粋な姿が今思い返せば
    思い返すほど眩し過ぎて、冗談抜きで涙が止まらない。

    劇団員と年齢が近いせいか、他人事に思えないほどこっちの感情を
    揺さぶってくるんですよね。 10~20代が見た方が揺さぶられるかな。

    ネタバレBOX

    舞台は現代なのか何処なのかよく分からないどこかの島。
    そこでは王を頂点に、貴族が牛耳る一種の階級社会で、
    前代の王が死んでから政治は混乱し、王女と王子を擁立する
    二つの派閥がついには戦争を起こす…。

    その激動の中で、戦意高揚に利用されつつも最後に戦争を止めようと
    する思いの詰まった「ただいま、おかえり」の詩を響かせ、カナデーラ、
    一般にいうところのバンドは散っていく…。

    音楽を見つけてそれに純粋に思いをぶつけていく様が、役を演じる役者、
    果ては全ての夢を追う人たちとオーバーラップして、劇中胸打たれる
    ところが余りにも多過ぎた。 

    演出や台詞、演技も変に小難しくなくストレートで気持ちよく、なんか
    トンでもないものを見てしまったような気がする。。

    今は、「インパラプレパラート」「エビビモpro.」の両劇団にただただ
    感謝したい。 Thank You!

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    2010/06/04 22:38

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