実演鑑賞
満足度★★★★★
ひと夏のちょっといい記憶として残っていく作品
出ずっぱり 天野弘愛さん演じる愛称チョビの人生に、楽しく切なく寄り添い見守っている感覚がとても心地良い
軽快な関西弁のやり取り、気になる伏線を心に留めながらその一連のやり取りを楽しんでいくうち、チョビという女性の輪郭が徐々にはっきりと、そしてゆっくりと深く 深くへと作品世界の中へ引き込まれていきました
アイドル系公演とはまた違った劇団さんへの愛情が劇場内を暖かく包み込んでいる感じ
劇場シアター711のクラッシックな雰囲気と、ここ風さんの作風はとてもマッチして良い感じなのだけれど
着実にファンが増え続け、収容的にキャパオーバーになっていくのかもしれないと想像すると悩ましいところ