明日の卒業生たち 公演情報 img「明日の卒業生たち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    森田涼花さん出演。

    すみだパークシアター倉。2018年の「心臓が濡れる」に森田さんが出演してます。それ以来5年ぶりに行きました。入口が以前と異なり、公園側になっていました。駅から遠い劇場ですが、細長い公園を散策しながら着けるのは良いですね。

    工事して新しくしたのかな、と思いましたが座席は昔のまま、年代ものでした。塗装が剝げてたりテープで補強してたり、床のボルトが抜けていたり。それもまた、いい雰囲気でした。

    3面に客席を配置した形。自分の席からは表情が見えたり見えなかったり。それもまた想像が膨らんで良いです。4面の舞台も見たことありますが、そういうの好きです。

    タイトルの「明日」は「あす」と読むと思ってましたが、会場で「あした」と耳に入りました。でも略称は「あす卒」なんですよね。

    ※こりっちには4/7からと書いてありますが、4/8 14:00が初回です。

    ネタバレBOX

    2011,2015,2019,2023年の「4つの時代が入り乱れる群像劇」。予習しておいたほうが良いというのが公式見解のようで、公式Twitterでけっこう細かく書かれています。実際のところ、あらかじめ読んでおいたほうが理解できて良いと思います。できれば観劇中もチラシを手元に置いたほうがいいかも。上演の序盤で4つの年代が示されますが、それを頭に入れるのはちょっと難しいかと。

    これも書かれていることですが、森田さんは2011年も2023年も演じます。主演の中村静香さんは2023年の人で、2011年は別の方が演じます。これはさすが森田さんというべきか、幅の広さを感じました。先日の「女の一生」では19歳の役でしたが、今回はさらに若い18歳なわけで。

    これもまた書かれていることですが、2015年のシーンのうち2人が主人公の高校の生徒会仲間である、と。自分はそこを見落としていたので、高校との関係が分かりませんでした。根本的に、そのシーンが2015年なのか2019年なのか迷ってました。チラシを手元に置いておきたかったなあ、と思ったものです。

    これもよく読むと分かることなのですが、2019年の今出舞さん演じる劇団スタッフと「先生」との関係がよく分かりませんでした。セリフを聞き逃したのかもしれません。先生は劇団の主宰だったのですね。

    「先生」役の丸山正吾さんは「月に吠えろ、夜ヲ焦ガセ君ヨ」という演目の「外道丸」での、三枚目な印象を持っていました。いやいや、かっこよかったです。

    主人公の幸子は、先生と上島が兄弟であることに気づいたのか。そもそも先生が4年前に亡くなっていたことを知っていたのか。どうなんでしょうね。

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    2023/04/12 15:12

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