満足度★★
真意は何処へ。そこそこうまいことやっているようにしている風の建前と、相手に対する不満や不安を悟られまいとしてつく、小さな嘘のひとつやふたつくらいなんてことない!という開き直りにも似た本音を前提にして、そんな嘘をついていること自体、お互い見透かしていながらも、なしくずしの関係をつづけている倦怠期の恋人たちがすれ違う話。登場人物たちの内面を照明で表現する方法や軽快なBGMによって、物語の流れを作りだそうとする演出はスタイリッシュな雰囲気を醸し出していたのですが、キャラクターの描き方がちょっと一辺倒だったような・・・。
ネタバレBOX
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2010/05/10 06:11
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