実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/18 (土) 19:00
本企画の第3弾。#やみ・あがりシアター #劇団肋骨蜜柑同好会 を観た。どちらも観たことがある劇団。62分(14分休み)60分。
満席だったようだが、納得の作品2本だった。
やみ・あがりシアター『背に描いたシアワセ』
2018年にAPOCシアターで初演された作品の再演。
https://stage.corich.jp/stage/93799
初演も観ている。100分あった作品を60分(実測62分)にまとめたものだが、初演の感想に「芝居のテンポは感心しない」などと書いていたのだが、今回は実にテンポ良く展開され、サイコー、と思う作品だった。昭和の嫁姑闘争と思わせて笑わせ、思わぬ展開に繋ぐ。本作品を観たくてこの企画を観ようと思った、ということは、是非とも言っておきたい。
劇団肋骨蜜柑同好会『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』
当初は新作を上演する予定だったのが、作・演出のフジタが体調不良で新作が書けず、2015年にPit北/区域で上演された作品を再演。
https://stage.corich.jp/stage/69475
何作か観た劇団だが、本作の初演は観てない。近松の曽根崎心中のテキストを現代的な身体と発話で展開するアイデアは面白い。バックに展開される物語も興味深く、面白い作品だった。