満足度★★★
味のある空間
それぞれの劇団の個性が出ていて面白い。舞台美術も、糸の演出がなかなか風情があって入った瞬間から楽しげ。
プログラム順も、なかなか凝っていて面白かった。特に、出だしに「さっき終わったはずの世界」を最初に持ってくるところと、「池袋から日暮里まで」のところで、乗客に、さっきまで別の演目で出てきた人がちょいと出てくるところが心憎い。
個人的には 『R. F. D』 のPLAT-formance と『TOKYO が始まる』の TOKYO PLAYERS COLLECTION が特に好き。15分という時間であることをうまく生かしていた気がする。
単に6本並べただけという以上の、ひとつの企画としての完成度が高かったと思う。