期待度♪♪♪♪♪
怖いんですよ。
僕はなんだか太宰治に怖いイメージを抱いているんですけどね、それはもう恐怖していると言ってもいいくらいのものでしょうね。
それはたぶん「人間失格」を子供の頃に読んだとき、その最初の何ページかで表現されていた人間の心の奥に潜む闇のようなものをはじめて子供心に突きつけられたせいなのかもしれないんですけどね。
というかもう「だざい」と打ち込んだ瞬間「堕罪」となった時点でアウトですよ。なんですかこの堕落した罪的な言葉は・・・。
ええ、まったく怖いんですよ、ほんと。
けれど、なぜなんでしょうか?
なぜだか怖いもの見たさってものが心のどこかにあるんですよね。
いや、むしろ心のどこかどころか心の前面に出てきてしまっているのかもしれません、だからこそ観たいんです、このお芝居を。
まぁ、怖いですけどね・・・。