『Auld Lang Syne』(オールド・ラング・サイン) 公演情報 渡辺源四郎商店「『Auld Lang Syne』(オールド・ラング・サイン)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ナベ源で知ってる名前、山上由里子の元気姿を目で探したが見えない。そう言えば「私も出演します」と言って前説から役に入った畑澤氏、実はこの日だけの出演で山上女史の代役であった。(後になって気づいた)
    この畑澤氏の熱演は芝居にガッツリ組み込まれ、違和感がない。戦争の時代を生き抜いた擬人化された船たちの口から「時代へのコミットの意志」がこぼれるのを聞いて、早くも涙腺が緩みそうになった。
    (今は日本では歴史は軽視され、道具化され、平然と塗り替えられる。墓の奥に押しやられ、偽物が闊歩する・・不遇の歴史たちが今きちんと自らを主張して立ち上がった、そんな風に感じる自分がいた。日本の惨状の裏返しであり、溜飲を下げたわけである。)
    時代の移り変わりとともに登場する船たちの友情、反目、そして和解・・・全てが可愛らしく微笑ましく、ナベ源のミラクルにハマった。
    (題名は所謂「蛍の光」の原曲、スコットランド民謡のタイトルらしい。)

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    2023/02/25 10:27

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