満足度★★★★★
寝るどころの騒ぎじゃない
前説で、「とりあえず、寝ないで下さい」と冗談めいた注意事項がありましたが、面白すぎて寝るどころの騒ぎじゃない(笑)。
それぞれに語りたくない過去や秘密をかかえながら日常を過ごしています。立ち退き問題やら母親の死という重大事に際し、それらの過去や秘密が見え隠れしてくるのがとてもスリリングでした。同時に笑いの多い舞台でもあり、これは居候の叔父さん、自治会長の丹波さん、ペン友の榊千代海という第三者による笑いが多かったですね。シリアスな当事者にコミカルな第三者というのがよい。。
緊張と緩和の按配が絶妙。だから135分退屈するどころか、短くさえ感じました。