実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
公演は、三短編オムニバスで紡がれ 夫々の話だけでも面白い。が、やはり全編繋げると登場する人々の思いを生き活きと描いていることが解る。タイトル「ハンドル握って」は二話目のサブタイトルであり、繋ぐ話であろうが、これが実に巧い構成となっている。袋小路で迷い、二進も三進も身動き出来ない演劇人の姿そのもの。
登場するのは、劇団員もしくは元劇団員、その家族という等身大の人々で、内容的にもありそうなもの。それだけにリアルであり、その世界で生き 活動する人々の悩みや喜びがストレートに伝わる。公演の魅力は 物語の面白さは勿論、役者陣の演技力の確かさであろう。
また楽しみに出来る団体_StageClimbersに出会えたことを嬉しく思う。
(上演時間1時間15分)
2023/02/21 13:24
2023/02/18 20:35
コメントありがとうございます。
ティッシュ箱の「楽屋用」…本来、感情はもちろん、時と場所は演技で表現するもの。今回は短編ということもあり、即 状況把握する上で効果的だったと思います。
次回公演も楽しみにしております。