満足度★★★
リアリストたちのブレイクタイム。何をして誰のために生きるのか。その大きな問いかけはこの話に出てくる主人公たちにとっても例外ではなくて、理想と現実の揺りかごのなか、身の丈にあった幸せに折り合いをつけつつ暮らしている。 そんな彼、彼女らがある日それぞれ、すこし不思議なひとらに出会い、すこし不条理な体験をして、またいつもの日常に戻っていくまでの会話劇。日常と非日常をゆるやかに隔てる空間に、丁寧に配色が施された照明と、ミニマルでいて適度にメロディアスな音響が印象的でした。
ネタバレBOX
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2010/03/29 04:23
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2010/03/29 07:09
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はじめまして。
作演出の三浦剛です。
Hell-seeさんの、レビューと非常に興味深く読ませていただきました。
「すこいなー。こんなに深くみてくれているんだなー」と感服するばかり。
正直僕自身、文筆は大の苦手で、小学校時代は国語で0点をとったことがあるぐらいなので、「完璧な戯曲」というのを書くことはできないと考えています。その分、戯曲の穴を、どう埋めて、さらにその穴を埋めることによって新たな価値観?新たな謎?みたいなものを出せたらなぁ。というような思いで演出にあたりました。「あれは、実はこいう意味なんですぅ」的なことが言えればいいのかもしれませんが、それを言えるほどの脳みそは僕は持ち合わせていないようです。
Hell-seeさん、アキラさんのコメントも非常に面白かったです。
今後ともG.comをよろしくお願い致します。
G.comのメインは不条理SFですが、固定せずにまだまだ色々とやっていくつもりです。
次回は、川端康成の「千羽鶴」。
で、女性3人の一人芝居3本立て。
戯曲はG.com文芸部の岡田さんが書きます。
是非ご来場ください。
演劇ユニットG.com 代表 三浦 剛