飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】 公演情報 松竹「飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    熱くってよいなあ
    愛原実加退団発表、つか氏入院で急遽チケット購入(笑)。

     黒木メイサのかっこよさに惚れました。

     舞台全体が熱くってよい。終盤、一人一人が順に散ってゆくのは定番の手法だけれど、「やはりこれしかないでしょう」ってくらいはまってますよね。

     神林美智子が山崎一平に殴られ、それでも「あんたが好き」って美智子が一平にすがりつく場面(確か)、「そりゃDVだろっ」ってなもんですが、最近の、"静かな演劇"じゃないけれど、表面上は普通の夫婦なのに、実はお互いがよくわからなかったり、お互い秘密を抱えてたりなんて演劇を多くみていると、「やっぱり人間同士、ぶつかりあって初めて見えてくるものってあるよな」と思います。
     現実は、夫婦関係に限らず、表面上はとても"静か"。その一瞬を切り取って見せてくれる現代演劇は、深いテーマをつきつけてくれますが、飛龍伝のような"熱さ"は現代ではなかなか見られないゆえにファンタジーでエンタテイメント。だからダンスや歌のシーンがあっても全然不思議じゃない、って思います

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    2010/03/25 06:28

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