満足度★★★★★
極めつけのサービス精神に溢れる舞台
いつも思うことながら、お客さんを楽しませることにかけては、新感線の右に出るモノはいないんじゃないかな。
本当に、サービス精神が卓越している!!
カーテンコールでの、客席の喜び様を見るだけでも、幸せな気持ちになれました。
宝塚現役時代の天海さんを生で観たことはありませんが、当時のファンが観たら、泣いて喜びそうな衣装やシーンや振付がふんだんにあり、もうそれだけでも、胸ワクワクします。
客演陣皆、適材適所の好配役で、文句なく楽しめました。
浦井さんも、「ダンスオウ゛ウ゛ァンパイア」以来のはまり役で、何とも愛すべきキャラの王子を好演していて、ファンとして嬉しい限りでした。
山本太郎さんが、カーテンコールまで、そうと気付かず、歌もお上手だし、役者さんとして、見直しました。
新感線は、たとえどんなベテラン俳優や人気タレントを連れて来ても、皆が一丸となって、舞台を楽しく創り上げる業が、群を抜いています。
料金の高さを感じさせない、数少ない劇団だと、観る度思います。
客演も劇団員も、共に最高のステージでした。
2010/03/24 22:31
2010/03/23 22:37
終演後の余韻…昨日の余韻もさることながら、私は、何年か前の「SHIRO」の大阪楽日の余韻がまだ残っています。(笑)
あれは、上川さん、中川君の両主役を筆頭に、大好きな役者さんが挙ってご出演でしたし、何と言っても、まだほとんど無名に近かった頃から、この人は伸びると大注目していた吉野圭吾さんの初新感線でしたから、東京でも10回ぐらい通い、その後、大阪楽にまで押しかけて、あの噂の新感線楽のカーテンコールの興奮をリアル体感したものですから、未だにあの時のお客さん達の笑顔と喜び様が忘れられずにいます。
新感線って、出る役者さんも、観ている観客も共に楽しさを分かち合える素晴らしさがありますよね。
今回の舞台は、映像と舞台のコラボもとっても巧く行って、本当にワクワクし続ける舞台でしたね。