満足度★★★
高尚な構想シューマンに傾倒する元天才ピアニストという着想が面白い。役者も秀逸で、落ち着いた大人の雰囲気。話の作り方、というか人物の設定が、「設定」から「人間性」へと練りこまずに、話の筋のための「都合」が優先したかのような行動や台詞が、それがまた一つの芸術に対するオマージュのようでもあり、狙ってやったのなら面白い試みだと思う。
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2010/03/16 06:25
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