昆虫大戦争 公演情報 こゆび侍「昆虫大戦争」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    フンコロガシのお話
    以前「網膜火傷」の蟻地獄にはまった蟻の物語を観たが、ソレと似たような空気感。なんでフンコロガシにしたのかよく理解できないが、蟻もフンコロガシもせっせと働くという意味では似たような昆虫だ。
    舞台はでーーーん!!と大きなフン、つまりは、うんこがゴロリと点在する。舞台の半分以上はフンコロガシよりも大きなうんこの数々。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    いったい「RAFT 」が何処にあるかで迷う。迷いに迷って京王タクシーに乗るも、これまたドライバーが良く解らない状態!(苦笑!)
    当初、「解りました」とは言ったものの、なんだか、乗車して10分も走ってる。いあ、オカシイでしょう?歩いて8分って書かれてあるのにタクシーで10分って・・。普通2分ぐらいで着くんじゃないの。って文句を言ったら、そこで引き返す。(何だよソレ!)
    どうやら、ワタクシの携帯画面の画像が見え難かったらしく、いやはや、そこから大変でした。きょうびのドライバーって地理を知らないんだね。ナビに設定したものの、結局薬局、それでも迷う。で、二人で近辺の聞き込みに。笑
    結果、「RAFT 」の前の大使館の受付で聞いたものの、「ここは2丁目なのでもっと先です。」と言われまた迷う。こんな目の前にあったのに!(・・:)

    さて、舞台。標本にするためにフンコロガシを採取する人間とフンコロガシの一生を描いた物語。「網膜火傷」のときも感じたことだけれど、ここの脚本家って、闇を表現する物語が好きらしい。今回もフンコロガシというコミカルなネーミングを持った昆虫とは裏腹な設定。結局人間に採取されるまでにうんこの取り合いをして、それを喰らい、成長するまでに人間と同じように雑多な事を考え悩み、自分の良心とそうでない部分でモガキ、交尾して身ごもり卵をうんこに産みつけ、産んだら産んだで死んでしまうという循環でした。

    キャストらがうんこを抱いてそれを喰らうシーンは実に匂いたつエグサ。役者って凄いよね。しかし、物語そのものはあまり好きではない。フンコロガシって確か、エジプトの国虫だったような?エジプトに行くとフンコロガシがアクセサリー売り場でも幅をきかせ、お土産やさんでもフンコロガシが勢力してました。で、興味深々でフンコロガシのネックレスを購入しちゃったワタクシは日本に帰国して「えー、なんでフンコロガシなのー、きもいーー!!」って言われ二度とつけてません。淡い思い出です。

    【注】文章中、読みずらい箇所がございます。うんこという単語をフンに置き換えて頂きますとすんなり入れます。またはピー!と自分で言いながら読んでください。

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    2010/03/08 13:34

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