踊るワン‐パラグラフ2010 公演情報 ニットキャップシアター「踊るワン‐パラグラフ2010」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    その手を貸さない息子
    コメディというよりサスペンス色が濃い。序盤に張った伏線を終盤できちんと回収する作業は解り易かった。「ごまのはえ」の意味を知りたくて終演後、主宰に聞きに行ったら「どろぼうの名前」だって・・。笑
    で、「アンケートを書いてください。」っつーから、「こりっちにUPしますから見て下さい。」っつったら、「こりっちは見たことがない。」ってww・・・。
    ワタクシ、腹では「エンゲキ人なら見ろよ!」って叫んだけれど、外面は「そうですか・・・、では今日から見てください。」っつって大人なやりとりを・・。笑
    そしたらさ、そしたらよ?(@@!)
    今度は主宰と話してる紳士が「・・・・、・・こりっちでも宣伝させて頂きます!」っつーて聞こえた!ふ?!っと振り返るとなにやら営業スマイルを爆発させちゃってる紳士!!ワタクシ、ワザとのろのろとコートを着ながら、顔はあっちの方を向いて左の耳はダンボ状態!で聞き耳をたてる。

    どうやら、こりっちの営業マンらしい。こりっちの営業マンを初生見!
    いやー、営業してるんだねっ。いいなー、芝居をただで観られて・・・。ワタクシ就職したい・・。笑

    以下はネタばれBOXにて。。(まだまだ書きます!)

    ネタバレBOX

    舞台は序盤、トロピカルな音楽で始まる。なんだかパラダイスな南国に行ったような気分に。最初、ドタバタ劇かな?って思った。だって「シチュエーション“ミステリー”コメディ」って括りだったから。

    しか~し、物語中盤頃から、段々と明かされる死んだ教祖の15年前の真相。その真相を糾弾し、復讐する為に、新聞記者に変装してやってきた教祖の愛人。そして同じ目的でやってきたカメラガールに変装した教祖の失踪した実娘。父親のマンションを撤去させる為に地上げ屋に加担した息子ら。登場人物のそれぞれが野次馬のように装いながらも、心理的には目的を持っていた。

    教祖の死因を解明するうちにマンションオーナー(父親)の15年前の当日の不審な行動が浮上する。事実を知ろうとする息子・辰巳の心はどうしようもない絶望感に侵食されながらも、「あの日、父さんが教祖を殺したんじゃないか・・?」と父親に対しての根深い普遍的な猜疑心をも舞台上で表現する。その「もしかしたら・・」が「やっぱり・・」に変化し確信になった時に、父親が差し伸べた手を掴む事はなかった。

    この物語は、マンションの掲示板に張り紙をした「象復活!(象の足跡という教団)」から始まった出来事だったが、その張り紙をした犯人を捜していたオーナーは「犯人がみつかったぞーーー!!」と叫ぶがその言葉も空しく滑稽だった。

    カールスモーキー石井のコンサートの場面はバックに映像でも流して欲しかったなぁ・・。それからクライマックスの場面でバック音楽に打ち消されてセリフが聴き辛かった。それでも全体的には好みの作品だった。息子のオドオドした自信のない仕草は全て15年前の事件から。というのが終盤になって理解できる。一方でマンションに教祖が道場を作ってしまった事でオーナーは経済的に苦労を強いられ、ついに教祖を殺って自殺に見せかけたというのも終盤で解る。物語は復讐を誓った人間対殺した人間との対峙になるが、その対峙の仕方が案外バカバカしい。笑いはちょっとずつ散りばめられ、終盤、一気に解き放たれるがその放し方も秀逸だと感じた。

    6

    2010/02/20 17:19

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  • かもめ>
    >ニットメンバーみんなでみなさんからのコメントに一喜一憂しています(笑)

    まあ、個々の感性は違いますから、全員が全員◎を付けるのはベタで解り易く、感動的なドラマかと。。

    >次は名古屋公演が待っていますから、東京でのみなさんのご感想を元に、もっとワンパラをいい作品にしていこうと思います。

    なるほど~、少しずつ、変えていくんですね。したら、最後の地での公演が一番練りがよく、観がいがあるということですね。次回から東京を最終地にしてくださいね♪
    次回も頑張ってね。

    2010/02/22 11:48

    ちゃんとこりっちチェックしてますよー
    感想をアップしていただいてありがとうございます。
    ニットメンバーみんなでみなさんからのコメントに一喜一憂しています(笑)

    でも、楽しんでいただけたということでほっと一安心です。
    安心してばかりもいられないんですけどね。
    次は名古屋公演が待っていますから、東京でのみなさんのご感想を元に、もっとワンパラをいい作品にしていこうと思います。

    ではでは、東京から夜行バスで帰宅したばかりの藤田かもめでした。
    今後ともニットキャップシアターを宜しくお願いします。

    2010/02/22 08:25

    ゆめ>
    >でも、かもめもCoRich見てないかも

    かもめもってww。。
    いったいニットキャップの輩は劇評が気にならないんでしょか?
    初めてですよ。こりっちを観てない劇団って。ここのサイトのユーザーが一番濃い劇評を書いてくれてるような気がするけれど・・・、どうなんでしょうね?

    2010/02/22 01:24

    おぉ~
    みさの評価が“星4つ”だぁ(*・▽・*)

    「愛のテール」が“星3つ”だったから、もしや、この劇団のスタイルはお気に召さないのかな?と、少々、心配してたからさ(;´▽`A

    みさが褒めてたと、藤田かもめのブログに書き込んであげなきゃね(*・∀-)☆

    でも、かもめもCoRich見てないかも(´-ω-`;)

    2010/02/20 23:53


    Kouji>
    貴方が営業マンでしたか・・笑
    はい、まさにワタクシでした。激しく聞き耳を立てながらも「ヨーロッパ企画」の話もしっかり聞いていました。(耳ダンボ)

    >残念ながら、みささんのお顔をよく見ておりません。

    って、ワタクシ、ものすっごい地味ですから、気が付かなかったのだと思います。ワタクシはお顔は拝見しましたが、そのうちすぐに忘れます。ですから隣で観てても解らなくなります。
    それにしても・・・好きな舞台を観るのが仕事って素晴らしいですね。そんな趣味みたいな仕事で給料貰えるなんて・・・、シバキたくなるほど羨ましいです。笑

    2010/02/20 21:09

    こりっちの営業マンです(笑)。本日のマチネーですね。主宰のごまのはえさんと話をしていたとき横にいらしたのがみささんだったのですか。いつもご利用ありがとうございます。一度ご挨拶したいと思いながら、挨拶が遅くなってすみません。

     残念ながら、みささんのお顔をよく見ておりません。もし私の顔を覚えていて、どこかの劇場でまたお会いすることがありましたら、是非声をかけてください。CoRich舞台芸術!の上得意様として、きちんと挨拶させていただきますので(笑)。

    http://coblog4.corich.jp/play/
     こういうブログもやっております。今後ともよろしくお願いします。

    2010/02/20 18:36

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