ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています) 公演情報 MU「ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    奮ってる!
    そんなにネタバレでもないですが、一応、隠します。

    ネタバレBOX

    ~~~~~~~~~~~~~~~
    Ver.Aを観劇しました。
    最初ちょっと役者さんが硬めで始まったけど、ぐんぐんエンジンがかかってきて、喜劇的な導入から二転三転した物語は、ひとつのどうしようもなく切実な気付きを経て、「業深い」終焉を迎えた。
    舞台上に繰り広げられる、セットもなにも巻き込んだ壮大な仕掛け、意味のないものが何ひとつ舞台に置かれていないそのことに気づいたときに、「これがMUだ!」ってテンションがあがる。
    そんなドキドキに彩られたところで、そのまま「めんどくさい人」に移る場面転換。
    毎回思うのは、MUの舞台は、その場面転換すら表現だ、スタイルだ。
    前の場面からのドキドキを、テンションを、そのままキープさせてくれる。
    そして始まる「めんどくさい人」……。
    あぁ、ハセガワさんの脚本だ、と腑に落ちる言葉の洪水。
    内容は書きたいけどあえて中略。
    秀逸なのは最後の一場。
    あの場面では、私自身が舞台上にいた。つまり、抱いた思いが舞台の上で音声になったとき、「うわ、ヤラれた!」、と、白旗を上げるしかない。
    愛なんかじゃちっとも盲目にならないその「めんどくさい人」への言葉に、その笑顔に、得られるカタルシスはMU独特のもの。
    あぁー、他のVerも楽しみです。

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    2010/02/13 01:31

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