満足度★★★★
引っ張る力は十分、前回公演が初見で今回は2回目。演技にムラのようなものがなくなり、スムーズに物語が運ぶようになった。暴力的なシーンもあるのだが、舞台全体のトーンがきちんと仕上がっていたので、それらのシーンが物語のなかにうまく取り込まれていた。主演の松崎に限らず、他の役者が想いを適切な力で表現できていたのが作品の説得力につながったと思う。松崎の演技もさることながら、前回同様船木の演技がよく芝居のトーンを支えていた。他の役者も舞台の空気の質量のようなものをうまくコントロールできていて、観客が一気にひきこまれてしまった
ネタバレBOX
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2007/06/18 00:47
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